私の好きなまち [町並み・建造物]
私は長崎がとても好きなんです。
長崎のどこがいいのかと言いますと、いろいろとあります。
長崎は、周囲を山に囲まれていて、坂がたいへん多いまちです。
斜面に広がる家々をただ眺めるのが大好きです。
まちの中は異国情緒と港町の風情にあふれ、旅情を感じさせます。
「文化の交差点」という言葉がぴったりです。
それと、坂のまちはどこもですが、長崎はネコがとても多いです。
長崎は特に、ネコを見かける確率がずば抜けてる気がします。
探そうとしなくても、通りを歩くだけで、
ネコがいくらでも視界に入ってくる、という時もあります。
また、長崎県全体ですが、廃墟が非常に多いと言えます。
廃墟の聖地と呼ばれる「軍艦島」を筆頭に、
多くの炭鉱跡や戦争遺跡など、
日本でも有数の著名な廃墟が長崎県内に集中しているのです。
以前九州の廃墟を撮ろうと２週間の旅行をしたのですが、
結局、長崎県の滞在日数がダントツに多かったです。
実はちょっと前まで、私は卒業アルバム関連の
撮影の仕事をよくやっていまして、
修学旅行で幾度となく長崎を訪れています。
そうしているうちに、長崎が好きになってしまったんだと思います。
長崎のまちをあとにするバスの車内では、
バスガイドさんがいつも必ず「永井博士」のお話をして下さるんです。
いつ行っても、どのガイドさんも、同じように話されるんです。
永井博士は、自ら原爆によって負傷しながらも、
多くの被爆者を救うために尽力したお医者さんなんです。
ガイドさんは、永井博士の著書である、
「この子を残して」という作品の一部を朗読します。
その後、「長崎の鐘」という、これもまた永井博士の
随筆をもとに作られた歌なんですが、
これをアカぺラで歌って締めくくります。
このガイドさんの歌声がなんともまぁ、せつなげでイイんですよ。
何度聞いても私はいつも涙をこらえております。
（仕事中に泣くわけにはいけませんので・・・）
このときばかりは、常に騒がしい学生達も静まりかえっています。
話は脱線しましたが、私が長崎を思うとき、
この「長崎の鐘」という曲が、いつも心の中を流れています。
バスのスピーカーから聞こえるバスガイドさんの声で。
そんなふうにまぁ、ネコと廃墟に不自由しなくて、
雰囲気もとても大好きな長崎ですが、
もしも引っ越すなら長崎、と決めています。
ほんとに住む日は来るのかどうか・・・。
いま住んでる岡山もいいところだし、離れ難いですしね。
もし機会があれば、ボロアパートでも借りて、
１ヶ月ぐらい長崎人になってみたいと密かに考えています。
うん、万が一今の仕事をやめることとかになったらそうしよう！
長崎は坂が多くてきついとは思うのですが
でも街並みが素敵ですよねぇ＾＾
猫も人懐っこいこが多いし♪
あと食べ物もほとんどハズレが無くて美味しいです＞＜
by けい (2010-03-04 18:44)
けいさんも、長崎をよくご存知なんですね～！
食べ物がおいしいのも同感であります！
ちゃんぽん、トルコライス、しっぽく料理・・・
どれも考えるだけでヨダレがでてしまいます。
by ichimannet (2010-03-04 21:01)
長崎にはよく写真を撮りに行きます(^_^
炭鉱遺構や軍事遺構が沢山残ってて廃墟好きにはたまりませんよね～(^_^
by teru (2010-03-06 18:06)
やはりteruさんもよく行かれるんですね！
ほんとに長崎はパラダイスです。
またゆっくり訪問したいです。
by ichimannet (2010-03-06 21:48)