島根・鳥取へ(詳細その2) [廃墟]
島根・鳥取への続きです。
2日目の朝も、少しだけ大根島の廃船を撮りました。
そしてその後は米子空港へと向かいました。
ここには、掩体壕(えんたいごう)があるのです。
これは、以前に書きました高知の掩体壕と同じものです。
作られたのは太平洋戦争時代で、
空襲から飛行機を守る、コンクリートでできたシェルターであります。
当時、この飛行場は、「海軍美保航空隊」として使われていました。
現在は、米子空港とともに自衛隊や海上保安庁の基地としても
共用されている飛行場であります。
この飛行場の敷地の内外に、掩体壕が点在していまして、
実際に近くで見られるものがあったり、
飛行場内にあって、フェンス越しでしか見れないものなどいろいろあります。
いずれも、保存というよりは放置されていて、高知と同じような状態です。
資材置場になっているところが多かったですね。
飛行場の周りをウロウロしていると、滑走路の向こうに
掩体壕とは異なる形状の施設を見つけました。
使われている様子はなく、これも戦争時代の遺構だと思われます。
煙突のようなものが見えますが、何の施設だったのでしょうかねぇ?
ここへも行きたかったけど、飛行場内で近づけなかったです。
許可を取らないと、入れなそうにないなぁ。
さらにキョロキョロしていると、こんどは飛行場内にボロバスを発見!
なぜこんなところにボロバスが!
これも近くで撮りたいが、無理であります・・・。
だだっぴろいところにポツンと置いてあり、これは絵になりそうですよ~。
窓の形が斜め(平行四辺形)になっているおしゃれなバスです。
以前は貸し切りバスでよく見かけたタイプでありますね~。
しばらく掩体壕を撮っていましたが、疲れと眠気が溜まってきており、
ここらで限界かなと思い、昼過ぎには帰途につきました。
でも時間はまだあったので、高速道路には乗らず、のんびり帰ることに。
やはり、下道はいいですね~♪
↓ こんな風景があったら、すぐに停まって写真撮ったりできます。
菜の花、きれいですね~。
天気は下り坂でしたが、とてもイイ気分でドライブです♪
そしてさらにちょっとだけ遠回りして、山間部の細い道に入ってゆくと、
まだまだ桜が満開でありました。
地元の岡山市内ではほとんど散ってしまった桜ですが、
遅咲きの桜を見られて、ちょっと得した気分です。
その後ものんびりと車を走らせましたが、
さすがに途中で強力な睡魔が襲ってきて、
高梁市でしばらく仮眠を取って、どうにか夜には帰ってきました。
例年でしたら春という季節は、
実は私はあまり積極的に写真撮ることがない季節でした。
廃墟を撮ることを考えると、春の日差しや植物の感じは
あまり適していないかなと思っていました。
ですが、なんだかここ最近は写欲的にウズウズしてまして、
こうして改めて撮影してみましたが、
春という季節も見直してもいいかなと思いました。
なんだか今まで消極的に考えていたことで、損していたかもしれません。
もう少しでゴールデンウィークに突入しますが、
またどこか撮影に行きたいと思います。
米子空港にそんな物があったとは。
飛行機の時間を大きくはずした僕は、空港屋上でC-1輸送機の
離発着訓練を延々と眺めていたことがあります。
あの時はTC-1しか持ってなかったからキツかった、、、
by りかの配偶者 (2010-04-21 05:57)
りかの配偶者様
TC-1でC-1を撮るなんて、なかなか素敵じゃないですか~♪
こないだは、C-1は全く飛行しておらず、ちょっと寂しかったです。
by ichimannet (2010-04-21 21:30)