倉敷ピラミッド [町並み・建造物]
倉敷市をウロウロして出会った橋の建設現場。
なんじゃ!?このピラミッドみたいなのは!?
何かが三角に積まれていますよ・・・。
近づいてみると・・・
これはでっかい“土のう”のようですうね。
袋に一つづつ数字が書いてある!
私は素人なので、
なぜ土のうを積み上げるのかはわかりません。
なぜ通し番号を打っているのかもわかりません。
きっと工事の過程上、不可欠な意味があるのだと思いますが・・・。
分からないからこそ、
この風景に与えられた意味を見出そうと
私の感性が勝手に騒ぎ出し、胸を高ぶらせ、
シャッターを押させるのです。
わからないならわからないなりに、
ビジュアルで見て取れるせいいっぱいの情報で、
あらゆる方向から脳内で意味付けを試みる時間が、
けっこう楽しいものだったりします。
とまぁ、よくわからんことを書きましたが、とにかくすごいんですよ!
「倉敷ピラミッド」は! (勝手に命名)
左下の“1”から順番に並んでいて、一番左上が“313”ですぞ。
なんかすごい!
こんなでかい数字を313個も書くなんて、どんだけ手間かかるのでしょうか?
こっちは赤文字。
で、上は平べったい台形をしていますね。
こっちのいちばん右上の数字は“295”
ここはあくまでも、建設途中の現場でありまして、
現在の状態は美しさを追求した結果でもなく、
デザイン性も存在せず、
ましてやウケ狙いで作られた訳でもないのに、
こんなにおもしろい風景が形作られています。
そして今後、橋の工事が進めば、
この風景はなくなってしまうものであります。
偶然にしろ何にしろ、今だけしか見られない、
「倉敷ピラミッド」。
この愛しくも儚い風景に出会えたことに感動しています・・・。
そして、袋に一つづつ手書きで数字を書いていった
作業員の方にも脱帽。
コメント 0