新刊「リ+トレイン」 [同人誌]

昨年末の冬コミ新刊として作成した「リ+トレイン」。
すでに冬コミにて買ってくださったみなさま、どうもありがとうございました!

先日より、COMIC ZINにて通販および店頭での販売が始まっておりますので、お知らせします。
http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=19136
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今回の本は“新機軸”といえば大げさですが、廃列車のみを扱った本、単独での企画、単独での写真、作成をデザイナーさんにお願いする等、多くの「初めて」が詰まった本であります。
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「廃列車」というくくりの写真集や同人誌は、いままでほとんど見たことがありませんでした。
そんな本があったらいいなぁ~と私自身ずっと思っていたのですが、じゃあ自分で作ってしまえ!と思ったのがこの本です。
それに「廃線跡の記録4」の表紙に、私の廃列車の写真を使っていただいたことも、きっかけとして大きかったです。

実際に冬コミにてお手にとっていただいた方の中にも、廃列車の本をめずらしいと思っていただけた方も多かったようで、作ってよかったと思ってます。
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私は鉄道が好きです。
走っていなくても、ボロボロでも好きです。
走るために作られたものが走らない状態で維持されているということは、そこに何らかの意味があります。
その意味に思いを馳せつつ、全国を周って撮ってきました。
振り返ると、どの車両も思い出深く、あとからあとから愛着がわいてくるものばかり。
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今までのムサシノ工務店の同人誌は、廃墟を中心に扱ってきました。
しかし今後については、私も店長さんも、扱うジャンルや方向性など見直していかねばならないと実感しています。
そして、今までとは違うものを作ってみようと、一年前に廃墟ではない写真集「リマインダーズ」を発刊しました。
その後は店長さんは単独で「銀塩時代 魅惑の4×4判二眼レフ」を発刊。
そして今回私が単独で「リ+トレイン」を発刊。
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我々はこれから何をすべきなのか、どんな本が良いのか、今後も模索は続いてゆくでしょう。
でもまだまだ廃墟も廃列車も撮ろうと思っていますし、それとはまた違うものも撮ってゆきたいと思っています。
ジャンルに関係なく、「好きだ」「撮りたい」と思うものを狙ってゆきたいです。
それがある程度まとまったら、また本にします。


同人誌というものは、利益とか流行とかに左右されずに、作りたいものを自由に作ることができるところが醍醐味だと私は思います。
もちろん、誰一人として受け入れてもらえないようなものはどうかと思いますが、何にもとらわれずに自分をぶつけられるものをしっかりと作ってゆきたいと思っています。

じつは最近、また違うものを撮りためていますが、それが形になるのはもうちょい先になるでしょう。


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